2025.07.07
お菓子を楽しむ毎日~6月編~

こんにちは、フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうです。
6月10日に気象庁が関東甲信地方の梅雨入りを発表したものの、梅雨、行方不明……。6月ですが30℃超えが当たり前の毎日。すでに“夏到来”ですよね。そのせいか今月はやたらしょっぱい系のおやつを食べてばかりいた気がします。
6月に楽しんだおやつをご紹介します。
1.うまい棒
お笑い芸人の江頭2:50さんのYoutube「エガちゃんねる」が好きで、ときどき見ています。先日、「江頭、初めてのうまい棒」の回を見たら、口がすっかりうまい棒になってしまい、コンビニへ! うまい棒、大人になるとなかなか普段食べないですよね。久しぶりに食べましたがやっぱりおいしかった! 子どもの頃から好きなのはサラミ味、めんたい味、コーンポタージュ味、そして納豆味! Youtubeを見て驚いたのですが、いつの間にかテリヤキバーガー味、エビマヨネーズ味、牛タン味、焼きとり味、のり塩味なんていうのも出ているんですね! しかしなかなか(私にとっては)新フレーバーたちにあえず! このあとも探し続け、なんとかテリヤキバーガー味とのり塩味は見つけることができました。うまい棒、何食べても間違いない!
2.チップスター すっぱ梅しそ味
梅味のお菓子というと春先にたくさん出るイメージでしたが、なぜかこの暑い時季に出ていた、大好き「チップスター」の梅しそ味。よく考えたら、この暑い時季、梅味のお菓子、絶対おいしいですよね! さっそく食べてみると、すっぱ! 想像以上にすっぱくてめちゃくちゃ好みでした!
3.古代米煎餅、ホワイトロリータ、ルマンド、バームロール
突然ですが、これが私のおやつ缶です。
1974年に誕生した「ヨックモック」のシガール缶をおやつ缶として使用。中身はその都度変わりますが、この“織柄缶”によく似合う「ブルボン」の「ホワイトロリータ」「ルマンド」「バームロール」は真夏以外、鉄板で入れています。そして“ブルボンゾーン”の横には必ずしょっぱいお菓子を入れるのですが、今回は「古代米煎餅」を入れました。これで甘い×しょっぱいが共存するおやつ缶の完成です!
4.小さな黒ぼう
40代後半からでしょうか。若い頃は“おばあちゃんのおやつ棚にあるお菓子”だと思っていたかりんとうや黒棒が大好きに(笑)。今の季節なら冷たく冷やした緑茶と一緒にいただくのが最高! この小さいサイズの黒棒、食べやすくて良かったな。
5.カルビーポテトチップス のしりおパンチ
あおさと焼きのりと青のりのトリプル攻めのポテトチップス。海苔の香りが濃くて大好きです! あとから七味の辛さが追いかけてくるのも大人向き。この日は上の子が買ってきてくれた、「セブンイレブン」限定のスタバのペットボトルシリーズ「ホワイトモカ」と合わせて楽しみました(若い人たちの間で話題らしい)。
6.ピュレグミ なつももソーダ
普段食べるのは「しゃりもにグミ」か「果汁グミ」。あまり他のグミに浮気はしません。が! この「ピュレグミ なつももソーダ」はインスタをフォローしている人が「おいしい!」と言っていたので買ってみました。かなりすっぱくて、でも桃の香りが甘くもさわやかで確かにおいしい! この蒸し暑さを吹き飛ばしてくれるさわやかさでした。「ピュレグミ」ってこのすっぱさが苦手だったのですが、ジメジメ蒸し蒸しした夏にはすごくいいですね! 眠気覚ましにもなりました(笑)。
7.マヨネーズおかき
いつもは行かないスーパーで見つけた「マヨネーズおかき」。なんだかもう、“おいしいオーラ”を放っていたので買わずにはいられませんでした(笑)。食べてみると……やっぱり正解! 濃厚なマヨネーズ味とカリッ!とした小気味いい食感で大当たり! が、私の悪い癖で、どこの“普段行かないスーパー”で買ったのかすでに失念。あ~! また買いに行きたいのに、どこのスーパーで買ったか思い出せない~!
8.まい塩あめ
いつ頃からでしょうか。コンビニに持ち運びに便利なミニサイズのキャンディーが並ぶようになりましたよね。パッケージのデザインもかわいくて、いつもチェックしてしまいます。先日、見つけたのがこの「まい塩あめ」シリーズ。写真のあざらしのほか、ホッキョクグマ、ペンギン、ラッコがありました。どれもかわいかったけれど、あざらしをお買い上げ。50歳越えるとわけもなくむせるときやのどがイガイガするときがあるので、飴はバッグの中の必需品なんですよね(笑)。
9.おつまみポテトチップス 粗挽き黒胡椒サラミ風味
これはもう絶対、おいしいやつ! パッケージだけ見るとものすごく濃ゆ~い味のポテトチップスが入っていそうですが、食べてみると意外なほどマイルド。なのにちゃんとサラミ味。この味バランスの良さがすごいと思います。こういう系統の味って濃さだけが際立つものも多いですが、これはとっても洗練された味。
中田ぷうさんプロフィール
フードジャーナリスト・お菓子缶研究家。大学在学中にファッション誌にてライターデビュー。卒業度、大手出版社に勤務。その後フリーランスに。理論的ファッション本、キャンプグッズ本を手がけ、ブームの立役者となる。2021年、長年の趣味であったお菓子缶の専門書「素晴らしきお菓子缶の世界」(光文社)を刊行。
▶ライター活動
▶趣味
お菓子缶集め・マグカップ集め、スーパーマーケット&コンビニ&デパ地下パトロール、サイクリング、パズルゲーム
▶好きなお菓子
冬季限定チョコレート「ラミー」、「ぶこつ」、「厚焼きごま」、「かっぱえびせん」、「じゃがりこ」、「水グミ」、「しゃりもにグミ」
▶今回の連載に向けて、お菓子と、わたし読者様へのメッセージ
お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!
中田ぷう
フードジャーナリストこと、お菓子缶研究家の中田ぷうが、スーパーマーケットやコンビニをリサーチして身近だけど“気分がアガる、心躍るお菓子”をご紹介。お菓子は暮らしに彩りを与えてくれるエッセンス。明日の“あなたのおやつ”のヒントになったら幸いです!好きなお菓子はラミー、ぶこつ、かっぱえびせん、水グミ、しゃりもにグミ